おもてなし研究所(もてラボ)は、北陸新幹線開業後の石川県のおもてなし&マナーを調査・研究・向上するためのプロジェクトです。

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第8回おもてなし研究講座レポート

2月19日(日)に第8回おもてなし研究講座を開催!

おもてなし研究講座とは、県内で活動する “ おもてなし ” や “ マナー ” にまつわるプロフェッショナルを講師にお招きして開催する参加型イベント。参加者のみなさまといっしょにいろいろなテーマでおもてなしやマナーを研究するための講座です。

今回は、金沢優良町家認定の「和の時空・町屋塾」を舞台に、表千家教授の吉村宗志さんをお招きして、『町家で学ぶ!加賀伝統のおもてなし「茶の湯と和しぐさ」講座』を実施いたしました。

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まずは、お茶室に入るところからスタート。
ふすまの開け方、入室する前のお辞儀、扇子を自分の前に置く作法、部屋の中への進み方・・・
ふだんなかなか意識することのない礼儀作法に、心地よい緊張感で背筋がぴーんと伸びる参加者のみなさん。

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畳のふちは踏まずに、一畳を6歩で歩くのが基本作法。着物で歩いた時にもっとも美しく見えるのだとか。

茶室に入ったら、まず床の間の前に座り一礼。掛け物や花を拝見、さらに道具畳で茶の湯釜や木屋町棚、風炉先屏風などを拝見します。
お部屋のすみずみまで気配りされた、お招きしてくれた方の「おもてなしの心」をきちんと感受することが大切だそうです。

茶道は日本文化をまるごと凝縮しているというお話に一同納得。
お花や書、着物、焼物、鋳物、和菓子、日本料理など多彩な日本文化を組み合わせて総合的に演出して、それを五感で楽しむというのが茶の湯なんですね。なんて奥ゆかしい嗜みなんだ!とあらためて感動しました。

吉村先生の「茶道をとおして日本の美しさを伝えたい」という言葉の重みが伝わります。

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いよいよ、お茶をいただきます。

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みなさんすごく緊張しつつ、ふだんはなかなか触れることのできない茶道に興味津々。

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やさしく丁寧に、なぜその作法なのか?という理屈もわかりやすく説明。

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上生菓子は、東山のよし橋さんにオーダーした「雪間草」をいただきました。
茶の湯や季節にあわせてどんなものがいいのか考えられているそう。春へと季節が移り変わっている頃に降った雪をイメージしてつくられていて、見た目にも味にも季節を感じることのできる逸品でした。

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梅の絵柄に春の訪れを感じさせてくれる茶碗にもおもてなしの心配りが。
それをきちんと拝見して楽しむのも、客人としてのおもてなし。

お茶をいただきながら、お部屋の掛け軸やお花、お茶碗などについての話に花を咲かせます。
心づくしのおもてなしに触れながら、礼節をもってそのおもてなしを堪能する・・・そんな茶道の魅力にみせられながら、特別にお干菓子までいただきながら、美味しいお茶を二服、三服といただきました。

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春告鳥(はるつげどり)の愛称があるウグイス型のお干菓子と、梅と雪のモチーフがかわいいお干菓子。

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また、双方を思いやり、そのつどで一礼をするのも、日本ならではのおもてなしの心の一つかもしれませんね。そのひとつひとつの所作が、その人自身を美しく見せるということも学びました。

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せっかく茶の湯の文化が栄えた石川県に住んでいるので、教育の一環として子供の頃から茶道に触れて「おもてなし力」を磨くというのも、現代の日本にとっては大切なんじゃないかなぁーという感想もありました。

穏やかな雰囲気のなか、茶の湯や和しぐさについて体験できる学びの多い講座となりました。

茶の湯だけではなく、さまざまな「おもてなし」に活かしていこうと思います。

吉村先生、町屋塾さん、そしてご参加いただいたみなさま、本日はどうもありがとうございました!!