おもてなし研究所(もてラボ)は、北陸新幹線開業後の石川県のおもてなし&マナーを調査・研究・向上するためのプロジェクトです。

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第17回おもてなし研究講座レポート

2018年9月15日(土)に「箱でおもてなしの心を伝えよう! ヴィンテージ着物の生地でオリジナルボックスづくり講座」を開催しました。

今回の講師は、金沢にある松原紙器製作所のオリジナルブランド「ハコヲツム」の松原さんと橋川さんをお迎えしました。
ハコヲツムさんは、本業のパッケージデザイン製作業を活かして、さまざまな面白い箱を商品化しているんです。

まずは、今回つくる「貼り箱」についてや、その作り方についてのお話からスタート。

貼り箱は、板紙製の紙器や木箱の表面にデザインされた紙を貼って加工した化粧箱のこと。
贈り物のパッケージとしてつかわれることが多く、宝石・装身具、時計、文房具、香水、お酒、お菓子などの用途が多いのだとか。

今回は、ヴィンテージの着物の生地をつかった貼り箱をつくるということで、たくさんの素敵な柄の生地を用意してくださいました!

参加者のみなさん、真剣な表情で、着物の生地と箱紙の色の組み合わせをセレクト中。
たくさんの組み合わせがあるので頭を悩ませつつも、とても楽しそうに選んでいるのが印象的でした。

贈り物につかう場合は、相手の好みや雰囲気などをイメージして選ぶのも面白いですね。

着物の生地と箱紙を選んだら、いざ貼り箱づくりのスタートです!

型紙にあわせて、それぞれのパーツを切り取ります。
着物の柄によっては、どこをどう切り取るかが大切だそうで、完成イメージを想像しながらつくるのがポイント。

すべてのパーツを切り取ったら、ベースとなる板紙に布や紙を貼り付けていきます。

布や紙をベースの板紙に貼るときには、この「膠(にかわ)」を使います。

膠(にかわ)は、動物の皮や骨などを煮つめて作った接着剤。
古代から画材および工芸品などの接着剤として利用されているもので、布や紙が乾いたときに固く突っ張ったりよれたりしないのだとか。

目印をつけておいた布や紙に膠を塗って、ベースの箱を貼っていきます。
ズレたりしないように慎重に。

実際の職人さんたちは、ベルトコンベヤーの流れ作業の中で、手作業でスピーディーに貼っていくのだとか!すごい!!

すべてのパーツを貼り付け終えたら、完成!!

一人ひとりの個性が出てて、色とりどりの貼り箱ができあがりました。

こんな素敵な箱で贈り物やお土産にいただいたら、喜ばれることマチガイなし!
プレゼントボックスとして売っててもいいくらいです◎

手づくりのもので一手間加えることで伝わる「おもてなしの気持ち」。
今回つくった伝統的な貼り箱は、そんな想いを伝えるためにぴったりなツールなのかもしれません。

参加者のみなさま、ハコヲツムの松原さん&橋川さん、どうもありがとうございました!!