おもてなし研究所(もてラボ)は、北陸新幹線開業後の石川県のおもてなし&マナーを調査・研究・向上するためのプロジェクトです。

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第18回おもてなし研究講座レポート

2018年10月20日(土)に「ワインエキスパート&料理家がレッスン! おもてなしに活用できるワイン初級講座」を開催しました。

今回の講師は、糀料理研究家でもあり、日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの小紺有花さんをお迎えしました。

「ワインは好きだけどあまり詳しくなくて・・・」
「おもてなしするときにどんなワインと料理がいいのかわからない」

今回はそんなワイン初心者におすすめの「ワイン入門編」をテーマに、さまざまなワインと料理のマリアージュを楽しみました。

ワインとは?という入り口からはじまり、ワインの大まかな種類のちがい、ワインの色や味の構成要素などの基本的なお話からスタート。

今回のワインリストはこちら。

ひとつひとつ味わいや香りを五感でくらべながら、「自分の好みを知る」というのは大事なプロセス。
その味覚が、酸味・甘味・渋味・苦味のどんな言葉(キーワード)にあてはまるのかを知ることで、よりワインを楽しむことができるそうです。

「このワインは、爽やかな甘味があって、華やかな香りがするよね」
「このワインは、シャープな酸味があるけど、クセのないニュートラルな感じ」

小紺さんが丁寧にワインの品種や風味のキーワードなどを教えてくれて、より一層理解が深まっていきます。

お値段も手頃なものなので、自宅用にはもちろん、ちょっとした贈り物やお食事会などにも利用できそうですね!

そして、小紺さんの用意したさまざまな料理でマリアージュ体験!

マリアージュとは、料理とワインの相性がピッタリ合ったときに両者の味の相乗効果によって絶妙の味が創り出されること。

前菜の野菜やお肉、生ハム、チーズ、ナッツ類。ピクルスやカプレーゼ、ビーフシチューやお魚料理やスイーツなど。
それぞれのワインと食事の相性も体感していくと、組み合わせの良いと思っていたものがイマイチだったり、逆に意外な組み合わせが美味しかったりと、いろいろな発見があり、参加者のみなさんも面白そうにマリアージュを体験されていました。

「肉は赤。魚は白。そんなイメージがあるワインですが、じつはそんなことないんです!」と小紺さん。

お料理と色を合わせるのが一番お手軽で、白ワインには「魚介類」「鶏肉」「淡い色の料理」、赤ワインには「赤身肉」「ジビエ」「トマトソース」「濃い色の料理」を合わせば、失敗が少ないんだとか。

また、類似した味を合わせるというのもポイントで、「軽い料理に軽いワイン」「重い料理に重いワイン」「甘いものには甘いワイン」とするのもマリアージュの基本だそうです。

パーティーなどのおもてなしにつかえる知識として、ワイングラスの種類や、ワインの飲む順番、ワインの席でのマナーなどもレクチャーしてくれました。

とくに、ワインのマナーは知らないことばかりで、たいへん勉強になりました。たとえば、「注いでもらう時にグラスをあげない」「乾杯でグラス同士をぶつけない」「注ぐ時はレディファースト」「基本的に女性はワインを注がない」「ワインを注ぐ量はグラスの1/3程度」などなど、ためになるものばかり!

こういう基本的なマナーを知ってるだけでも、スマートにおもてなしの心を伝えることができそうですね。

 

ワインが美味しいことやお話が面白いことはもちろん、小紺さんの作る料理がとても美味しくて、参加者のみなさん大興奮の一夜でした。

まだまだ奥深いワインの世界。
参加者のみなさまから第二弾もやってほしい!との熱烈オファーもあったので、またワイン講座を開こうと思います。

参加者のみなさま、小紺さん、本日はどうもありがとうございました!!

第17回おもてなし研究講座レポート

2018年9月15日(土)に「箱でおもてなしの心を伝えよう! ヴィンテージ着物の生地でオリジナルボックスづくり講座」を開催しました。

今回の講師は、金沢にある松原紙器製作所のオリジナルブランド「ハコヲツム」の松原さんと橋川さんをお迎えしました。
ハコヲツムさんは、本業のパッケージデザイン製作業を活かして、さまざまな面白い箱を商品化しているんです。

まずは、今回つくる「貼り箱」についてや、その作り方についてのお話からスタート。

貼り箱は、板紙製の紙器や木箱の表面にデザインされた紙を貼って加工した化粧箱のこと。
贈り物のパッケージとしてつかわれることが多く、宝石・装身具、時計、文房具、香水、お酒、お菓子などの用途が多いのだとか。

今回は、ヴィンテージの着物の生地をつかった貼り箱をつくるということで、たくさんの素敵な柄の生地を用意してくださいました!

参加者のみなさん、真剣な表情で、着物の生地と箱紙の色の組み合わせをセレクト中。
たくさんの組み合わせがあるので頭を悩ませつつも、とても楽しそうに選んでいるのが印象的でした。

贈り物につかう場合は、相手の好みや雰囲気などをイメージして選ぶのも面白いですね。

着物の生地と箱紙を選んだら、いざ貼り箱づくりのスタートです!

型紙にあわせて、それぞれのパーツを切り取ります。
着物の柄によっては、どこをどう切り取るかが大切だそうで、完成イメージを想像しながらつくるのがポイント。

すべてのパーツを切り取ったら、ベースとなる板紙に布や紙を貼り付けていきます。

布や紙をベースの板紙に貼るときには、この「膠(にかわ)」を使います。

膠(にかわ)は、動物の皮や骨などを煮つめて作った接着剤。
古代から画材および工芸品などの接着剤として利用されているもので、布や紙が乾いたときに固く突っ張ったりよれたりしないのだとか。

目印をつけておいた布や紙に膠を塗って、ベースの箱を貼っていきます。
ズレたりしないように慎重に。

実際の職人さんたちは、ベルトコンベヤーの流れ作業の中で、手作業でスピーディーに貼っていくのだとか!すごい!!

すべてのパーツを貼り付け終えたら、完成!!

一人ひとりの個性が出てて、色とりどりの貼り箱ができあがりました。

こんな素敵な箱で贈り物やお土産にいただいたら、喜ばれることマチガイなし!
プレゼントボックスとして売っててもいいくらいです◎

手づくりのもので一手間加えることで伝わる「おもてなしの気持ち」。
今回つくった伝統的な貼り箱は、そんな想いを伝えるためにぴったりなツールなのかもしれません。

参加者のみなさま、ハコヲツムの松原さん&橋川さん、どうもありがとうございました!!

第16回おもてなし研究講座レポート

2018年8月4日(土)に「“KUTANI SEAL”でおもてなし!?世界にひとつだけの九谷焼をつくろう講座」を開催しました。

今回の講師は、「石川県の伝統工芸・九谷焼をもっとみなさんの身近に」という思いから誕生した九谷焼の転写ブランド「KUTANI SEAL(クタニシール)」さん。その KUTANI SEAL の番頭である美津子さん(通称・みっちゃん)をお迎えしました。

まずは、九谷焼の基本知識からスタート。
九谷焼の特徴である「五彩」などをわかりやすく説明してくれました。

そして、九谷の和絵具を印刷した転写シールの貼り方をレクチャー。
この絵柄が「KUTANI SEAL」の最大の特徴といってもいいくらい、かわいらしくておめでたい絵柄がたくさん!参加者のみなさんも絶賛してました◎

昔ながらのモチーフ、斬新なモチーフ、アルファベットなどの文字もあって、創作意欲がかきたてられますね。

まずは、好きな絵柄を切り取って、デザインを思い描いていきます。

小さいお子さまもたくさん参加してくれて、ワイワイ騒ぎながらも頑張ってました!

デザインが決まったら、切り取ったシールを濡らして、お皿やお椀に貼り付けていきます。
空気や水が残らないようにするのが少しだけ難しそうでしたが、みなさん熱心に貼り付けてました。

ときおり、講師のみっちゃんが会場を盛り上げたり、お子様の作品を手伝ったり、いっしょに遊んだり、とても楽しい時間をみなさん過ごされていましたよ。

そして、それぞれ思い思いの九谷焼のデザインが完成!!

みなさんが作った九谷焼は、どれもオリジナリティーがあって、目にも楽しいものばかり。
ひとつひとつ大切に窯で焼き上げられて、およそ一ヶ月で出来上がるそうです。
楽しみですね〜♪

家族や友人へのプレゼントとして作っていた方、来客したときの会話のネタとして作っていた方、自分自身をもてなしてくつろぎたい時のために作っていた方・・・。それぞれの「おもてなしの心」が作品にこめられているのがとても素敵でした。

これが九谷焼への興味が広がるきっかけになったら、さらに嬉しいです。

KUTANI SEAL さん、講師の美津子さん、今回はとても楽しいワークショップをありがとうございました!

ご参加者のみなさまも、猛暑のなかご来場くださって、本当にありがとうございましたー!!

KUTANI SEALのワークショップは、ひがし茶屋街近くの「八百萬本舗(やおよろずほんぽ)」でも開催しているので、ご興味のある方は観光がてらぜひ遊びに行ってみてくださいね◎