おもてなし研究所(もてラボ)は、北陸新幹線開業後の石川県のおもてなし&マナーを調査・研究・向上するためのプロジェクトです。

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第9回おもてなし研究講座レポート

2月26日(日)に第9回おもてなし研究講座を開催!

おもてなし研究講座とは、県内で活動する “ おもてなし ” や “ マナー ” にまつわるプロフェッショナルを講師にお招きして開催する参加型イベント。参加者のみなさまといっしょにいろいろなテーマでおもてなしやマナーを研究するための講座です。

今回は、スタイリストの松田千亜紀さんをお招きして、『ストールの魔術師秘伝!首まわりで好印象をつくるスタイリング講座』を実施いたしました。

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今回の講座のテーマは“大切な人をおもてなしするときのスタイリング”。

松田さん曰く、大切なのは「顔まわりをいかに好印象にするか」。
そんなときに効果的なのがストールやスカーフなんだとか。
巻き方によって印象を変えることができ、TPOにあわせたおもてなしスタイルにすごく便利なアイテムだそうです。
ストールの巻き方ひとつが、対面時のコミュニケーションのきっかけにもなるそうですよ。

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今回はなんと20パターンもの巻き方を伝授!
さすがは「ストールの魔術師」と呼ばれる松田さん。

わかりやすく丁寧にひとつひとつの巻き方を教えてくれました。

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巻き方ひとつで顔まわりの印象がガラリと変わるのは、まるで魔法のよう。
シックで上品に見えたり、若々しく見えたり、知的な印象になったり、ちょっとワイルドな感じになったり。顔まわりはもちろんですが、洋服のコーディネートやスタイルまでもよく見えるから不思議です。

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動画撮影OKとのことで、参加者のみなさんはすべての巻き方を覚えようとムービーに集中!

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みなさんから撮影されて、ちょっと恥ずかしそうなモデルさんと松田さん。ときおり質問も飛び交い、和気あいあいとした雰囲気で講座が進みます。

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ご持参していただいたストールで、いよいよ実習がスタートです。

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巻き方は一度で覚えてしまえるほど、どれもカンタンなものばかり。

ひとつひとつの巻き方をとおして、自分に似合う巻き方を発見したり、お友達同士で参加されてる方はお互いにアドバイスしていたり、あたらしい自分の魅力を発見できる時間となりました。

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なかでも一番関心が高かったのが、アクセサリーを活用したストールやスカーフの巻き方。
女性の方はおもてなしのシーンに活用できそうですね。

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講座後にはひとりひとりに似合うストールのお土産付きで、みなさま大満足の会となりました。

ストールやスカーフをつかった「好印象スタイリング」。
春先は、人と会ったり、お客さまをおもてなしすることが増えていくので、ぜひ活用してもらえたらと思います。

松田さん、モデルの斉藤さん、ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました!!

第8回おもてなし研究講座レポート

2月19日(日)に第8回おもてなし研究講座を開催!

おもてなし研究講座とは、県内で活動する “ おもてなし ” や “ マナー ” にまつわるプロフェッショナルを講師にお招きして開催する参加型イベント。参加者のみなさまといっしょにいろいろなテーマでおもてなしやマナーを研究するための講座です。

今回は、金沢優良町家認定の「和の時空・町屋塾」を舞台に、表千家教授の吉村宗志さんをお招きして、『町家で学ぶ!加賀伝統のおもてなし「茶の湯と和しぐさ」講座』を実施いたしました。

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まずは、お茶室に入るところからスタート。
ふすまの開け方、入室する前のお辞儀、扇子を自分の前に置く作法、部屋の中への進み方・・・
ふだんなかなか意識することのない礼儀作法に、心地よい緊張感で背筋がぴーんと伸びる参加者のみなさん。

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畳のふちは踏まずに、一畳を6歩で歩くのが基本作法。着物で歩いた時にもっとも美しく見えるのだとか。

茶室に入ったら、まず床の間の前に座り一礼。掛け物や花を拝見、さらに道具畳で茶の湯釜や木屋町棚、風炉先屏風などを拝見します。
お部屋のすみずみまで気配りされた、お招きしてくれた方の「おもてなしの心」をきちんと感受することが大切だそうです。

茶道は日本文化をまるごと凝縮しているというお話に一同納得。
お花や書、着物、焼物、鋳物、和菓子、日本料理など多彩な日本文化を組み合わせて総合的に演出して、それを五感で楽しむというのが茶の湯なんですね。なんて奥ゆかしい嗜みなんだ!とあらためて感動しました。

吉村先生の「茶道をとおして日本の美しさを伝えたい」という言葉の重みが伝わります。

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いよいよ、お茶をいただきます。

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みなさんすごく緊張しつつ、ふだんはなかなか触れることのできない茶道に興味津々。

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やさしく丁寧に、なぜその作法なのか?という理屈もわかりやすく説明。

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上生菓子は、東山のよし橋さんにオーダーした「雪間草」をいただきました。
茶の湯や季節にあわせてどんなものがいいのか考えられているそう。春へと季節が移り変わっている頃に降った雪をイメージしてつくられていて、見た目にも味にも季節を感じることのできる逸品でした。

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梅の絵柄に春の訪れを感じさせてくれる茶碗にもおもてなしの心配りが。
それをきちんと拝見して楽しむのも、客人としてのおもてなし。

お茶をいただきながら、お部屋の掛け軸やお花、お茶碗などについての話に花を咲かせます。
心づくしのおもてなしに触れながら、礼節をもってそのおもてなしを堪能する・・・そんな茶道の魅力にみせられながら、特別にお干菓子までいただきながら、美味しいお茶を二服、三服といただきました。

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春告鳥(はるつげどり)の愛称があるウグイス型のお干菓子と、梅と雪のモチーフがかわいいお干菓子。

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また、双方を思いやり、そのつどで一礼をするのも、日本ならではのおもてなしの心の一つかもしれませんね。そのひとつひとつの所作が、その人自身を美しく見せるということも学びました。

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せっかく茶の湯の文化が栄えた石川県に住んでいるので、教育の一環として子供の頃から茶道に触れて「おもてなし力」を磨くというのも、現代の日本にとっては大切なんじゃないかなぁーという感想もありました。

穏やかな雰囲気のなか、茶の湯や和しぐさについて体験できる学びの多い講座となりました。

茶の湯だけではなく、さまざまな「おもてなし」に活かしていこうと思います。

吉村先生、町屋塾さん、そしてご参加いただいたみなさま、本日はどうもありがとうございました!!

第7回おもてなし研究講座レポート

2月18日(土)に第7回おもてなし研究講座を開催!

おもてなし研究講座とは、県内で活動する“おもてなし”や“マナー”にまつわるプロフェッショナルを講師にお招きして開催する参加型イベント。
参加者のみなさまといっしょにいろいろなテーマでおもてなしやマナーを研究するための講座です。

今回は白山市のカフェ「TransitBeans(トランジットビーンズ)」から中道さんを講師としてお招きし、『焙煎のプロ直伝!美味しいコーヒーと相性のいいスイーツの豆知識講座』を実施しました。

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まずは、コーヒーの基本講座からスタート。

今回の講座では、浅煎・中煎・深煎の3種類のコーヒーを飲みくらべてみて、なおかつそれぞれのコーヒーと相性のいいスイーツを発見することで、だれかをコーヒーでおもてなしするときに活用しよう!というテーマ。

ふだんなにげなく飲んでいるコーヒーにも、たくさんの種類があって、焙煎や抽出の方法によっても味わいや風味があるんだと、あらためてビックリ!もしかして、自分が美味しいと思っていたコーヒーよりも、もっともっと美味しいコーヒーがあるのかも?

奥が深いコーヒーの話は勉強になることばかり。

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美味しいコーヒーをいれるための中道さんのテクニックや豆知識が満載の講義に、熱心に耳をかたむけメモをとるみなさん。

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さぁ、いよいよ浅煎・中煎・深煎のコーヒーをドリップ!
会場内に香ばしい匂いが溢れていきます。

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中道さんがドリップをはじめると、参加者のみなさんが集まって、ドリップの様子をじっくり観察。
ぐるぐると螺旋状にドリップするのもいいのですが、花びらを描くようにドリップすると、雑味が入らずに風味が安定するそうです。

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ドリップした3種類のコーヒーを飲みくらべ。
そして、チーズケーキ、りんごのシブースト、チョコレートケーキの3種類のスイーツとの相性も食べくらべ。
果たして、どのコーヒーとどのスイーツの組み合わせが自分のお気に入りになるか・・・

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参加者のほとんどの方が「深煎り」を好むようで、残りの方は「浅煎り」を好むというアンケート結果。
スイーツとの組み合わせは、深煎りならチョコレートケーキ、浅煎りならチーズケーキと相性がいいと感じた方が多く、ビターなもの同士または酸味のあるもの同士の組み合わせがどちらの味わいも引き立たせるようです。
深煎りとチーズケーキが口の中でケンカしちゃうとの意見も。
なるほど〜!

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ひととおりの味くらべも終わって、希望者にドリップのレッスンも。
美味しくドリップするための道具の紹介をはじめ、お湯がねじれないようにすることなど、プロならではのコツも教えてもらいました。

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最後にはコーヒー豆のプレゼントを懸けたジャンケン大会までしてくれた中道さん。
本日はどうもありがとうございました!

ご参加のみなさまも本当にありがとうございました!!
ぜひ今回の講座をふだんのおもてなしに活用してくださいね。

第6回おもてなし研究講座レポート

2月12日(日)に第6回おもてなし研究講座を開催!

おもてなし研究講座とは、県内で活動する“おもてなし”や“マナー”にまつわるプロフェッショナルを講師にお招きして開催する参加型イベント。
参加者のみなさまといっしょにいろいろなテーマでおもてなしやマナーを研究するための講座です。

今回は押寿し体験厨房・金澤寿しさんにご協力いただき、『金沢伝統のハレの日のおもてなし料理!「押寿し」づくり講座』を実施しました。

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地元で生まれ育った金澤寿しスタッフの又野さん。
お母さんのような優しい雰囲気で、郷土料理「押寿し」の歴史や文化について、丁寧にやさしく教えてくださいました。

石川県では “ 祭り寿し ” という名で親しまれており、春・秋の祭りに欠かせないハレの日の料理。
祭りの準備に忙しい男性たちにかわって、各家庭では祭りの前日から女性と子どもたちが押寿し作りに忙しくしたそうです。ときには、夜なべ仕事にもなったんだとか。
そして祭りの当日には、大勢の親戚が集い、祭りに参加し、押寿しを中心とした祭り料理でおもてなしをする風習がどこの家庭にも当たり前のようにあったことをお話ししてくれました。

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昔はたくさんの押寿しをつくるためにこんな道具もあったんだとか!

今回の講座で教えてもらうのは、祭り寿しとして地元で親しまれてきた押寿しを、より華やかにアレンジしたオリジナルの押寿し。

具材だけでもとても豪華で、石川県の山海の幸がもりだくさん!
地元産のふぐの糠漬けや干し甘エビ、能登娘という大根やくるみの甘露煮など、丹精こめて手作りされた美味しそうな具材ばかり。

紺のりといわれる青色にした乾燥海藻(えご草)を使うのは金沢流。
エビの赤色とあわせると、邪気を払うのだとか。

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丸い曲げわっぱに国産笹を敷きつめて・・・

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寿司飯を曲げわっぱにまんべんなく広げていき・・・

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いよいよ盛り付けスタートです!
参加者のみなさんが思い思いに具材に手を伸ばします。

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一人ひとりの個性が出て面白い!と参加者のみなさん。

ハレの日のおもてなし料理にふさわしい、とっても華やかで美味しそうな色合いがそろいました。

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このままでも美味しくいただけそうですが、最後の仕上げです。

敷き詰めた笹を一枚一枚おりたたんでいきます。

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曲げわっぱの蓋をして、ゴムの力で圧力をかけます。

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できあがり!!

1〜2時間もすれば、風味がよく馴染み食べごろなんだとか。
これはお土産にも良さそうです◎

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完成後には、参加者のみなさんに金澤寿しさんから表彰状が!
石川弁で書かれた温かなメッセージに思わずほっこり。

石川県の伝統郷土料理からおもてなしの文化を学べたのはもちろん、又野さんや金澤寿しさんの温かなおもてなしの心に触れて、みなさんもすごく嬉しそうでした。

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ちなみに、スタッフがつくった押寿し。

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1時間後にはすっかり馴染んで、すごく美味しくいただけました。
しかも、スタッフさんが丁寧に金箔を仕込んだ割り箸で、さらに豪華に!!

観光客に人気の金澤寿しさんですが、石川県のみなさんにもぜひ利用していただき、地元の郷土料理を楽しんでもらえたらと思います。

ご参加いただいたみなさま、金澤寿しのみなさま、どうもありあがとうございました!!