もてラボ おもてなし研究所

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おもてなし研究講座「多肉植物」レポート

2025年11月29日(土)に「多肉植物でおもてなし!ぷくっと暮らしを彩る寄せ植え講座」を開催しました。

今回のテーマは、ぷっくりとして個性的な造形が愛らしい「多肉植物」。

講師にはフラワーアレンジメントが人気の「Rebellefleur(ルベルフルール)」の宮さんをお招きし、多肉植物の基本知識をはじめ、寄せ植えのコツなども教えていただきました。

まずは、器と多肉植物を選ぶところからスタート。

寄せ植えするときの多肉植物の選び方のコツとして、講師の宮さんが紹介したポイントは2つ。
「葉の小さいものと大きいものを合わせる」「色のあるものとないもので組み合わせる」。
このバランスを意識すると、メリハリが生まれて、全体のかわいさがより引き立つのだそうです。


寄せ植えを始める前に、植え方のレクチャーやコツを教えていただきました。

鉢底の穴へネットを敷き、鉢底石や発泡スチロールで底上げを行うのは、排水性と通気性を確保し、根腐れを防ぐための大事な準備なんだとか。


続いて、多肉植物の根を傷つけないように、根についた土を指先でやさしくほぐして整えていきます。やさしく丁寧に進めるのがポイントだと教えてもらいました。



植え方は、箸とスプーンを器用に使って植物を配置し、バランスを見ながら土を足して固定していきます。

途中で葉が落ちたり、欠けてしまったりしても、多肉は株分けや挿し木で増やすことができるそうで、「直す」「分ける」「増やす」ができる自由さも多肉ならではの魅力ということも学びました。また、管理方法もわかりやすく教えていただきました。

レクチャー後、いよいよ寄せ植えスタート!





参加者のみなさんは思い思いの組み合わせを吟味しながら、じっくりと、黙々と作業に集中していました。


途中で宮さんがそっとサポートに入りながら、それぞれの作品が仕上がっていきます。

気がつけばテーブルの上には、たくさんの寄せ植え作品がずらり!
同じ素材でもひとつとして同じ見た目にならず、それぞれの好きがギュッと詰まった、素敵な寄せ植えが完成しました。







多肉植物の魅力と実践的なコツをしっかり体験できるワークショップとなりました。

ぷくっとした見た目で可愛いのはもちろん、グリーンインテリアとして人も場所も選ばないので、贈り物をはじめ、お客さまを招くときなど、さりげないおもてなしを演出できる身近なアイテムとして活用いただけると幸いです。

ご参加いただいたみなさま、宮さん、会場の四緑園さん、どうもありがとうございました!