2023年2月18日(土)に「大人の嗜みや新生活の贈り物に!革のキーケースづくり講座」を開催しました。
金沢市新竪町にあるオリジナル革製品のファクトリーショップ「benlly’s & job(ベンリーズアンドジョブ)」の工房にて、店主の田中さんを講師にお迎えしました。
今回レクチャーしていただくのは『革のキーケース』。
たくさんの鍵をスッキリとひとつにまとめられるアイテムで、 増えた鍵がジャラジャラせず、カバンの中で迷子になったりしないので、スマートで上品に鍵を持ち歩けて周囲に好印象を与えられる「大人の嗜み」といわれるアイテムです。
また、これから新生活を迎える大切な人への贈り物にもぴったりなアイテムでもあります。
まずは、田中さんが今回のワークショップ用に設計してくれた型紙の説明から。
「レザークラフトは型紙がいちばん大切!」ということで、今回のデザインのポイントや材料についても説明してくださいました。
また、今回は一般的な「ミシン縫い」ではなく「手縫い」でのワークショップということで、手縫いの簡単な説明をはじめ、手縫いの良さ、某有名ブランドの手縫いの商品の話など、わかりやすく説明いただきました。
いよいよワークショップがスタート!
最初は革の裏や側面の毛羽立ちをなめらかにするために、トコノールという天然ワックス成分の入った仕上げ剤を塗って、各部材を磨いていきます。この一手間をすることで、手触りが格段に良くなるんだとか。
スナップボタンを取り付ける位置に穴を開けていきます。
手縫いのガイドとなる直線を、工具を使って革の端から並行に引いていきます。
片方のスナップボタンが取り付けられました。
そして、部材を革用のゴムのりで貼り合わせ、はみ出ている部分をカットしていきます。
次は手縫いで糸を通していく針穴を工具を使って開けていきます。
工房内を楽しそうに響きわたる「トントントントン!」というハンマーの音。
時折、田中さんからの上手く仕上げるためのアドバイスも。
参加者一人ひとりを優しく見守りながらサポートしてくださいました。
それぞれ好きな糸の色を選んで、手縫いならではのなみ縫いで針穴に糸を通していきます。
黙々と一針ひと針を丁寧に縫っていくみなさん。
縫い終わると「おぉ〜!良い感じ!」という声もありました。
仕上げに思い思いの文字の刻印を入れて完成!
同じ革色でも糸の色との組み合わせで印象も変わり、刻印でさらに個性的な印象に。
自分だけのキーケースができあがりました。
大人の嗜みにも、ちょっとした贈り物にもぴったりですね!
今回のレザークラフトで学んだことを、一人ひとりの暮らしの中の“おもてなし”などに活用していただけたら嬉しいです。
参加者のみなさん、田中さん、本日はどうもありがとうございました!
ちなみに、benlly’s & job(ベンリーズアンドジョブ)では、店主の田中さんが作った革製品がずらり並んでいて、レザーアイテムや雑貨が好きな方にはたまらないお店です。オンラインストアを見てるだけでも楽しいですよ〜。
今後はサンダルのワークショップなども開催予定とのことなので、ぜひインスタグラムをチェックしてみてください。