もてラボ おもてなし研究所

INFORMATIONお知らせ

おもてなし研究講座「バスソルト講座」レポート

2024年1月20日(土)に『フィトテラピーでおもてなし!ハーブや精油でつくるバスソルト講座』を開催しました。

金沢のサロンを拠点に活動しているフィトテラピーサロン「PHYTO soixante-deux(フィト ソワソント-ドゥ)」の林さんを講師にお招きして、日常にも取り入れられるフィトテラピーの基本やバスソルトづくりについて教えていただきました。

冒頭はフィトテラピーの基礎知識についてを解説。
フィト(Phtyo)は古代ギリシャ語を語源とした「植物」をさす言葉で、テラピーの語源とされるセラピア(Therapeia)は「癒し」「療法」などの意味がある言葉。このふたつの複合語が「フィトテラピー」なんだとか。

ハーブやアロマはもちろん、野菜や果実や発酵食品を摂ること、さらには山や森などの自然環境を散歩することもフィトテラピーのひとつだそうです。

日本でも昔からヨモギやびわの葉を健康に取り入れたり、お香やお茶でリラックスしたりと、フィトテラピーにも通ずる知恵があることもご紹介いただき、なんだかフィトテラピーが身近なものに感じられました。

今回は「塗る」「飲む」「香る」の3つのテーマで、フィトテラピーの活用法を教えていただきました。



オイルやクリーム、バームなどを皮膚に塗ることのメリットやデメリットをわかりやすく教えていただき、さまざまなオイルの効能などを詳しく解説してくださいました。

また、良質なオイルの見分け方なども教えていただきました。


フィトテラピーの中でも日常に取り入れやすい「飲む」ことの効用なども丁寧に教えていただきました。

ふだんからオイルやハーブティーを愛用している参加者からの質問もたくさん飛び交って、みなさん楽しく学んでいる様子が印象的でした。


さまざまなアロマの香りを嗅ぎながら、その効果や注意点などもレクチャーいただきました。

アロマの種類によっては、赤ちゃんやペットのいるご家庭では注意が必要なものもあるとのことで、参加者のみなさまも目から鱗でした。

そんなフィトテラピーの基礎知識を学んだあとは、いよいよバスソルトを作ります。

今回は、ローズマリーやユーカリなどのすっきりとした香りの「リフレッシュ」、ラベンダーやゼラニウムなどの華やかな香りの「リラックス」の2種類のバスソルトのレシピをご用意いただきました。






ミネラルが豊富なギリシャの天然塩をベースに、それぞれのハーブを混ぜ合わせます。


そして、それぞれのレシピの分量の精油を加えて、混ぜ合わせれば出来上がり。





最後に瓶詰めして、シールを貼ればアロマとハーブのバスソルトが完成です。

まるでどこかのお店で売っているかのような可愛いらしい見た目に参加者のみなさんもご満悦。
この量で約10回分はあるとのことで、「これはお得かも!」と喜ぶ声もありました。


「お正月の地震で心配や不安も続き、心身ともにどこか緊張している状態が続いていると思いますが、アロマやハーブのバスソルトで少しでもリラックスやリフレッシュしていただけたら…」と講師の林さん。

ちょっとした贈り物にはもちろん、ハンドバスやフットバスなどでのおもてなしにも活用できそうだなと感じました。

フィトテラピーサロン「PHYTO soixante-deux」では、ご希望にあわせてハーブや精油を調合して、自分だけのティザンヌや精油を提案してくれるサービスもあるそうです。
気になる方はぜひチェックしてみてください。

参加者のみなさま、林さん、どうもありがとうございました!
ぜひ日々の暮らしの中で活用していただけると嬉しいです。